目次
経営理念
すべては利用者様のため。だから…
社員第一主義 “スタッフファースト”
素晴らしい看護師がいてこそ、素晴らしい看護サービスが実現できる。
だから、社員に輝いてほしい。
代表からのご挨拶(私の考えと方針)
座右の言葉
「ありがとう」とは?「有難い」と漢字で書きます。
つまり、ありえないかもしれないこと、存在することの奇跡、ご縁を頂戴したということ。
日本の素晴らしき言霊、「ありがとう」。
社長の私
●人間は常に間違いを犯します。その失敗を活かすには、謙虚であることが必要です。そして反省です。
●自分が正しいなんてありえません。それゆえ、常に自戒が必要であり、衆知に耳を傾けなければなりません。
●上位者に意見(諫言)する風土が必要です。上位者・権力者へ牽制を実施し、透明・オープンにすべきです。
●もっとも重要なことは、コミュニケーションにあります。
●凡庸であっても「成果をいかにして残すか」に真摯に取り組むことが、社長をはじめとしたリーダーに必要なことと考えます。
●社長の仕事は「繁栄というときを永遠に刻み続けるためにいかにすべきか」を考え、行動することと考えます。これが社長の責務と考えます。
●当社の職制は「逆様のピラミッド」であり、利用者様と接する社員が最上位に位置し、それを職位保持者が下から支えるヒエラルキー(仕組み・構造)にあります。
●役職は仕事のファンクション(機能・役割)であり、人間性とは一致しません。当社の職制ピラミッドの最下位に社長が存在します。上位者はいばってはいけませんし、無用にへりくだる必要もないです。人間同士の自然体で、社員というビジネスパートナーと接します。
組織風土の構築
脱管理型組織の創造
●上意下達型指示命令や頭ごなしのマネジメントは、人間の「考える力」を失わせます。
●人間は馬と一緒ではありません。放っておいても一生懸命努力します。しかし怠けることも、見ていないところでズルもします。人間はその気になる環境に置かれると本気になります。
●強制から引き出せる力は100%~マイナス。希望・夢・愛から来る力は100%~∞です。
●人間の知恵はすごい、限界がない。
自立問題解決型組織の創造
●マネージャーにとって現場を見ることは重要ですが、それ以上に現場の真の声に耳を傾けるべきであり、これが当社の現場主義であります。
●マネジメントのコツは傾聴を実施し、命令ではなく話し合いの中で極力納得を得て行うべきと考えます。
●多種多様な考え、それぞれの立場の知恵を衆知集約させ、最善と考える意思決定にて行動する方針としています。
●そして透明で風通しのいい組織風土の形成に努力します。
●問題は常にあるもので、それを適宜・適時・適任者に伝達できる組織にする方針です。
見えないことに重点施策
●見えることは、売上・利益・社員数・設備・制度などです。
●見えないことは、理念・風土・体質・意識・モラル・モチベーションなどです。
●見えないことが企業を決定すると考えます。私たちは見えないことにこだわり続けます。
社員への期待
●社員を重んじることは、社員を甘やかすこと、迎合することではありません。企業は学校でも福祉施設でもありません。
●「精神的に自立する」ということを目指している人材を求めます。しかし人間は弱いものでもあります。「相互に協力し合え、高め合える」意思を持ち、努力をするものとともに航海をしたいと考えます。そして、同じ船に誰を乗せるかがわれわれにとって重要と考えます。
仕事より自分そして愛する人
●モーレツ社員の時代はすでに過去のものであり、「会社が一番、仕事が一番」は嘘であるのが多くの人の偽わらざる気持ちと考えます。「自分が一番、愛する人が一番、プライベートが一番」が本音であろうと考えます。
●給料のため、今得ている既得権・地位・世間体を守るために、不本意なバーター取引にて企業へ帰属している企業人の実に多いのが悲しい実態といえます。
●人生の1/3を寝て、1/3は仕事をし、1/3は私生活。起きている時間で人生の半分が会社にいることになります。しかも人生のゴールデンタイム(20代から50代、朝9時から夕方5時)であります。
●当社は残業のない就業形態を望む企業であり、そして極力休暇を取れるよう配慮します。愛する人と少しでも長く過ごせるよう応援したいと考えます。
●弱点・弱み・欠点なんて放っておいてください。前向きに長所を伸ばしましょう。さすれば弱点など軽減していくと信じています。
●休暇理由を「病気などの不幸のため」より、「自分の幸福のため」を事由にすることを堂々と言える企業風土をつくっています。
●一度きりの短い人生です。当社は「いい会社」「面白い会社」になれるよう日々努力する企業であります。
ミッションステートメント(組織と行動規範)
組織運営の考え方
1. 社員の強みを見つけ、それを生かし、成長を促す。
2. 人間重視の考え方を中心とする。
3. 社員は企業の持つ目標と価値観を理解し行動する。
4. 社員は常に学び自己を啓発する中、継続した訓練を励行する。
5. 組織は社員の成長を促し、補助・支援し学習できる組織を標榜する。
6. 社員との意思の疎通を常態に、組織・個人の責任・目標について常に考えられる人員で構成する。
社員訓(行動規範)
1. 客体化した視点(他者の立場)にて、主体的に考え(自分のごとくに)自律した行動をすること
2. 成果を残すこと、成果をどうすれば残せるかを考えの中心に置き行動すること
3. 正しいことは何か、本質は何かを追求すること
4. 原則に乗った考え方に変え、人生を変え、企業を変え、社会を変えること
5. 間違った既成概念にとらわれないこと
6. 目標を明確にし、アクションプラン(行動計画)を立案し、なぜ成すのか(どうして必要なのか)を考えること
7. 意思決定に責任を持ち、コミュニケーションに責任を持つこと
8. 問題ではなくチャンス(機会)にフォーカスする(焦点を当てる)こと
人生成功の法則~大きな成果を得る魔法の杖~
「大数の法則で生きる」
真摯であり、泥臭く、愚直に動くこと
原理原則(※)に従い、高い志を持ち、正しき価値観を基本としていること。
そしてその根本を抱きながら、おびただしい量の行動を実施し、多くの失敗をし、少しずつ改善を重ねる経験的実践が成功に繋がっていくと信じています。少しの試行や短期間の実践で失敗して期待する効果が望めないとしても、成功するまで続けることです。
個人でも企業でも、ダイエットでも営業改革でも健康においても、なかなか簡単には期待する成果を得られません。途中で止めてしまうことなく、真摯に粛々と小さな実践を積み重ねれば大きな成果が生まれ、突然ある日大発展に転じるものだと信じています。
利用者様、そして地域・コミュニティの発展への貢献を、皆様とともに実現していきたいと考えます。
※自然の成り立ち、宇宙の法則。森羅万象、禽獣虫魚(きんじゅうちゅうぎょ:生きとし生けるもの)の生き方に答えがあると考えます。人間も自然界の一つでしかなく、大自然の中でその法則のもと、成長を願い、変化の中に適応して生きているものだと思っています。
ここから学べることは、執着を手放し、どんな運命でも天にまかせる。それでも、人間の意志・想い・願いは不思議な力を持っており、天は決してその人に悪いことをもたらさないと信じています。
一見不幸に思える出来事も、最終的な幸せのため、気づきのための成長の機会と考えるようにしています。今ここに、与えられた環境の中で、日々成長を目指して生きていくこと。これが大切です。
管理職昇格規定
■基本方針
功(定量成果:知識量・売上貢献)のあった人には禄(報酬・賞与)を与え、徳(定性成果:人柄・人間・常識力・バランス・組織優先発想行動・自律と自立心)のある人には位(役職・年次昇給)を与える。
■人柄・人間性とは
己を尽くして人を咎めず(他者の欠点ではなく長所を見て評価し、他者を責めない)
我が誠の足らざるを常にたずぬるべし(自分の足りなさを自覚し、自戒を常とする)
我を愛する心をもって人を愛せ(利他愛と他者への感謝が肝要である)
自己を許すがごとく人を許せ(人間は失敗する生き物であり、故意・悪意なき失敗は許すこと)
人を責めるがごとく自己を責めよ(部下の失敗は自分の失敗であり、他人のせいにせず、自省をすること)
■管理職の心得
●組織運営にあたり人間重視の考えを持ち、コミュニケーションを第一の仕事とする。
●Bad News is Good News. Good News is Bad News.
悪い知らせは、課題・問題が出たことであり、改善のいい機会である。
いい知らせは、好事魔多し・塞翁が馬の例えの通り、油断を生む。悲観して計画を立て、決めた計画は楽観して実行すること。
●人事に置いて、長所を活かした組織づくりを行うこと。
●うまく行ったときには窓の外を見て、失敗したときには鏡を見る。成功したときには自分以外の要因を求め「窓の外」を見る。失敗したときには自分にどこが足りないかを知るため「鏡」を見る。
●「せっかち」であれ。仕事を明日に伸ばさない習慣を持つこと。できることは、できるだけ早く済ませる「実行力」を持つこと。
最後に
夢を語るのはたやすく、現実はたいへん厳しく、矛盾・非合理・不平等が常態とも考えます。しかし、諦めては何も実現しません。
もしかすると、夢の実現なんて簡単かもしれません。そのために、日々目標に向かい努力を積み重ねて、失敗を教訓にし、前に進むだけだと思います。